Excelファイルを開くのに時間がかかる!保護ビューで開かないようにする方法

Excelファイルを開くまでにやたらと時間がかかって、待ち時間にイラッとしたことはありませんか?

もしかしたら、「保護ビュー」で開いているかもしれません!

ネットワーク上のファイルを開く場合、初期設定では「保護ビュー」で開くようになっています。

すると、ファイルを開くのに時間がかかる上に、編集や印刷するには「有効化」する必要があるなど、ちょっと手間な仕様となっています。
※作業PC内(ローカル)のみでファイルを扱う場合は、このようなことはありません。

セキュリティ上、安全な策を取ってくれてはいるのですが。。。

安全なファイルしか扱わない私にとっては、開くのに時間がかかる上、編集・印刷もすぐできないのはとても不便で仕方ありませんでした。

そこで、保護ビューで開かないように、セキュリティの設定を変更しました。その手順をまとめます!手順は簡単で、1分以内で完了できます。

「確実に安全なファイルしか開くことはない!」という方は、以下に手順をまとめましたので参考にしていただければ嬉しいです。

注意
作成者(発行元)が不明確な信頼性のないファイルを開く可能性がある方は、設定はそのまま「保護ビュー」が良いと思います。
設定を変更される場合は自己責任でお願いいたします。

保護ビューとは

Microsoftサポートから引用
インターネットやその他の安全でない可能性のある場所にあるファイルには、コンピューターに害をもたらすウイルス、ワーム、その他のマルウェア類が含まれている可能性があります。このような安全でない可能性のある場所にあるファイルは、コンピューターを保護するために読み取り専用として保護ビューで開かれます。保護ビューを使用すると、リスクを抑えながら、ファイルを読んでその内容を確認し、編集を有効にできます。
引用元:Officeサポート「保護ビューとは」

ということです。
保護ビューで開くと、以下のような画面になります。

  • Excel起動時に「保護ビューで開いています」と表示され、通常よりも時間がかかります。
    ファイルが開いた後、編集したければ「編集を有効にする」で保護ビューを解除しなければいけません。
  • 編集を有効にしないまま、印刷のみしたくても以下のようなメッセージが表示され印刷できません。
    印刷の有効化が必要です。(2の編集有効化をしていれば不要)

面倒ですよね^^;?
ファイルによっては開くまでの待ち時間がやたらと長いときもあり、こんなんでは生産性が落ちてしまいます。

保護ビューで開かないように設定を変更する方法

どのExcelでも構いません。一度ファイルを開き、以下の手順で設定を変更してください。
一度設定を変えれば、その後はどのファイルを開くときも保護ビューモードにはなりません。

  • Excelファイルを開き、メニューの「ファイル」をクリック
  • 左サイドバーの「オプション」をクリック
  • オプション設定画面で、「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」をクリック
  • 「保護ビュー」の3つのチェックを外す
    Outlookを常用していないのであれば、チェックを外すのは上2つでもいいかもしれません。(私は全部外してます)

これで設定完了!

次から、ネットワーク上のExcelファイルを開くスピードが格段にアップします!編集も印刷もスムーズになりました。

Excel以外のOfficeソフトもお同じです。Word、PowerPointも上記手順と同様に設定を一度変更しておくと、その後スムーズにファイルを開けるようになります。


再インストールやアップデートで設定が初期化されたら再設定が必要

当たり前ですが、再インストールすると設定は初期化されます。再度セキュリティの設定変更が必要です。

また、過去に大きなアップデートがかかった際、初期化されて設定をやり直したことがあります。頻度は非常に少ないです。

最後に

「むやみやたらにネットワーク上のファイルを開封しない」など、セキュリティに対する意識をきちんとお持ちの方は、ぜひお試しください!

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