泣き止まない子どもへの対応法 「泣き止まないと○○あげないよ!」なんて言いたくない

子どもが泣き止まなくて困った経験、お子様のいる方なら誰しもが経験ありますよね。

そんなとき、あなたはどうしていますか?

  • いつか泣き止むし、かえってひどくなるのでほっとく
  • おもちゃやお菓子、テレビで気をそらさせる
  • 泣き止まないなら「~するよ!」「~あげないよ!」と脅す。
  • ないものはない、できないものできないと理屈で諦めさせる
  • 怒る

私はどれもやった覚えがあります><

そして、後から後悔するんです。

先日、4歳の息子が大泣き。その時の言葉かけで、こんなにも気分が違うのかと思った出来事がありました。

ある言葉かけで息子はピタッと泣き止み表情も明るくなったんです。

子どもの気持ちに寄り添い、「共感」してあげることの大切さを改めて実感する出来事でした。

 

私は普段から育児書にあるような理想の対応ができているわけではありません。

余裕をなくしたとき、上手くいかないときに思い返せるよう、記事にまとめることにしました!

育児を頑張るパパとママに、一つの体験談として読んでいただけたら嬉しいです。

 


息子が泣き続けたある日の出来事

息子が公園で木の実を拾いました。

それを大事に大事に持っていて、大人たちに「これはなんなの?」と興味津々。

私も夫も、両親(息子にとって祖父母)もそれが何か分かりません。

あれじゃない?これじゃない?とネットで画像検索するうち、それが「椿の実」であることが分かりました。

「へ~そうなんだぁ」と息子は嬉しそう(*^^*)

ところが、食事をしたお店のテーブルに置き忘れて帰ってしまったんです。

もう取りに戻るには難しい状況ですし、きっと捨てられていると思った大人たちは、諦めるよう言います。

「いやだぁ~!」と息子の大泣きが始まりました。

その後、移動中の車の中でも泣き続けました。

まずは泣かせてあげよう

悲しい気持ちを「泣く」という形で表現し、発散させてあげることも大事だと思っています。

自分の感情を表現することを学び、徐々にコントロールする力を付けていくためにも。

ということで、無理に「泣くな!」とは言わないようにしました。

ある程度泣いて気持ちが落ち着くと、親の言葉も耳に入りやすくなります。

補足
ただし、これは状況によりますね。
周りにたくさん人がいたり、店の中だったりすれば、そうもいかないでしょうし( ;∀;)


子どもの気持ちを想像しよう

最近、保育園でどんぐりを拾うことがマイブームな息子の気持ちを想像しながら言葉をかけました。

ママ
椿の実、なくなってしまって悲しいね。大事だったのにね(´;ω;`)。
息子
(泣きながらうなずく。)
ママ
あの椿の実、お家に持って帰って、玄関のどんぐりと一緒に飾りたかったんだよね。
息子
(泣きべそかきながら小さな声で)うん
ママ
じゃあさ、今度パパとママと椿の実を探しに行こうか!どこにいったら見つかるかな~? あ!○○公園ならありそうじゃない!?
パパ
あぁ!あそこならあるかもね~!
ママ
ね!よし、みんなで探しに行こう?
息子
うん(泣きやむと同時に、顔が明るくなります)

※イラストのテイストが違うのはご容赦を^^;

本当の意味で泣き止むってどういうこと?

怒って泣き止ませたり、無理に別のことに気を引いて泣き止ませたときって、子どもの表情は晴れやかにはなりません。

子どもにとっては納得できないし、自分の気持ちを理解してもらえないことの寂しさを抱いているからでしょう。

そんな時、私はあとから「可哀想なことしたかな」と後悔します。

できれば、親子そろって晴れやかに、前向きな気持ちで事を落ち着かせたいですよね。

そうやって泣き止んで初めて、大泣きした甲斐があったと思えますし、親子の絆が深まる気がします。


大切なのは子どもの気持ちに共感すること

よく、子どもの気持ちに寄り添ってあげることが大切だと聞きます。

幼い子は、まだ自分の気持ちを言葉で十分に伝えることができません。

言葉足らずがゆえに、分かってもらえなくてさらに泣いてしまうことがあります。

 

そんなときは、子どもが大泣きして焦っても、イライラしても、まずは子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。

それだけでも、子どもは安心します。

さらに、子どもが思っていることを代弁してあげるような言葉を添え、その後の希望になる話ができるとGood!!

今回の例

(共感)宝物(椿の実)を失くして悲しい

(代弁)どんぐりと一緒に飾るのが楽しみだった

(希望)○○公園に行って、一緒に椿の実を探そう

無理をしない。余裕を持とう!

共感することが大事だと言いましたが、共感するには自分自身に余裕がないとできません。

自分のことすら必死なのに、相手の気持ちに寄り添う余裕が生まれるでしょうか。

だからこそ、家事と育児に100%の力は注がない

誤解を生みそうな言葉ではありますが、子どものためにも余力を残そうってことです。

力を抜くところは、人それぞれ。

私の場合は、フルタイム勤務で家にほとんどいませんので、家事は最低限。

片付けや掃除は満足にできていません。とても人様に見せれる状態ではないですが、諦めています(-_-)


まとめ

親だって人間ですから、イライラだってします。

私自身、自分の感情を上手にコントロールできていないのに、息子にばかり「泣くな」とは言えません。

怒る寸前に「深呼吸」をし、自分自身をコントロールする心がけを忘れないようにしようと思います。

そして何より「無理はしない」こと!これ大事です(*^^*)

 

 

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