Canvaで作成したテンプレートをオンラインで販売する際、
最初に悩むのが「どのプラットフォームを使うべきか?」ということではないでしょうか。
最近YouTubeなどでもよく取り上げられているのが、BASEとSTORES.jpの比較です。
中には「BASEは損!」という声もありますが、それは本当なのでしょうか?
今回は、実際の手数料や振込額の違いをもとに、初心者でも分かるように解説します。
BASEとSTORES.jpの違いとは?
こちらが、BASEとSTORES(フリープラン・スタンダードプラン)における経費の比較表です。
販売数や戦略に応じて、最適なプラットフォーム選びの参考にしてください。
BASE | STORES フリープラン | STORES ベーシックプラン | |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 無料 | 無料 | 2,980円/月(税込) ※年払いの場合 |
決済手数料 | 3.6%+40円 | 5.5% | 3.6% |
サービス利用料 | 3% | ー | ー |
振込手数料 | 250円/回 ※2万円未満の場合は 事務手数料500円 | 275円/回 +1万円未満の場合は 事務手数料275円 | 275円/回 +1万円未満の場合は 事務手数料275円 |
振込時期 | 振込申請から10営業日以内 ※お急ぎ手数料1.5% | 月末締め翌月払い ※お急ぎ手数料3.5% | 月末締め翌月払い ※お急ぎ手数料1.5% |
価格 | 全プラン共通 | 販売数が少ない方向け | 販売数が多い方向け (目安:20件/月以上) |
実際の収益はどのくらい違う?
、販売価格950円の商品を100件売った場合、
◆BASE(ベーシックプラン)
振込金額:約83,725円
(内訳:販売額 95,000円 − 決済手数料(3.6%+40円×100) − サービス利用料(3%) − 振込手数料 250円)
◆STORES.jp(フリープラン)
振込金額:約89,725円
(内訳:販売額 95,000円 − 決済手数料(5.5%) − 振込手数料 275円)
◆STORES.jp(ベーシックプラン)
振込金額:約90,655円
(内訳:販売額 95,000円 − 決済手数料(3.6%) − 月額費用 2,980円 − 振込手数料 275円)
ご覧の通り、STORESベーシックプランが最も利益が高くなりますが、月額費用がかかるため、一定数の販売数が見込める場合に向いていると言えます。
さらに販売数が増えると、差額はさらに大きくなります。
たとえば、月間500件以上売れると、STORESの方が数万円レベルで利益が多くなるケースも。
では、BASEは損なの?
答えはNOです。
BASEは、月額費用がかからないため、
- これから販売を始めたい方
- まだ売上が不安定な方
- テスト的に出品してみたい方
にとっては非常に始めやすいプラットフォームです。
手数料はBASEの方が高く見えますが、売上金を早く引き出したい場合の追加手数料はBASEが安いです。
キャッシュフローや購入者向けショッピングアプリがあることなども考慮すると、BASEは初心者に優しいと感じました。
まとめ:選ぶ基準は販売数と戦略
状況 | オススメ |
---|---|
これから販売を始めたい | BASE |
月10〜20件以上販売できそう | STORES フリー |
月20件以上安定して販売できる | STORES スタンダード |
BASEが”損”というわけではなく、**「販売数が増えたら見直すべき」**ということのようです。
私自身も、最初はBASEからスタートする予定です。
手数料はやや高めですが、初期費用ゼロ&設定も簡単なので、まずはリスクなく始めてみることが大事かなと思っています。
販売数が安定してきたら、STORESへの移行も検討予定です◎
この記事が、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!